第59回大会(静岡)
【241108 update】
植物化学調節学会第59回大会は下記の要領にて開催されました。
日時:2024 年 10 月 31 日(木)〜 11 月 2 日(土)
会場:静岡市清水文化会館(マリナート)
〒424-0823 静岡県静岡市清水区島崎町214
第59回大会開催報告
第59回大会は、2024年10月31(木)〜11月2日(土)の3日間、静岡市清水文化会館(マリナート)ならびに静岡市東部勤労者福祉センター(清水テルサ)にて開催されました。参加登録者は227名で,一般講演101演題に加えて,シンポジウムでは4名の素晴らしいシンポジストをお迎えして,全て対面において活発にご討論いただきました。予報が悪く天候が心配されましたが、冠雪前の富士山が雲間からうっすらと顔を覗かせる中、無事に初日を迎えることができました。懇親会には140名の皆様にご参加いただき、静岡県の地酒も提供されました。懇親会中に雨が降り始め、最終日は荒天で交通機関に支障が出始める中ご帰宅を早める参加者もいらっしゃいましたが、皆様の多大なご尽力により何とか無事に大会を終えることができました。ご参加いただきました皆様に心より御礼申し上げます。
・轟実行委員長による開会のご挨拶
・会場の様子
・ポスター会場
・特別シンポジウム
村中先生
萩原先生
杉山先生
甲斐先生
・懇親会
【学会賞】
森 昌樹(Mori Masaki):農研機構・生物機能利用研究部門
イネ変異体を起点とした植物生理活性物質の機能発現に関する分子生物学的研究
大会2日目の授与式において鈴木会長から授与され、引き続いて受賞講演が行われました。
・学会賞授与式
・受賞講演
【企業説明会・賛助会】
企業からの参加者同士で親睦を深めていただく「賛助会」と、当学会にご協力いただいている企業の皆様と学会に参加した学生の親睦の機会として「企業説明会」を今大会でも開催いたしました。参加企業は下記の通りです。参加企業数は7社、参加学生数は25名でした。
・参加企業:石原産業(株)、(株)エス・ディー・エスバイオテック、クミアイ化学工業(株)、住友化学(株)、日産化学(株)、日本農薬(株)、三井化学クロップ&ライフソリューション(株)
【ご支援】
今大会は以下の企業・団体の皆様方のご支援を受けました。あらためて、御礼申し上げます。
・広告:クミアイ化学工業(株)
・飲料提供:三井農林(株)
・後援:静岡大学
【優秀発表賞】
一般講演座長を務めて頂いた17名の投票により、対象82件から下記7件を選出しました。おめでとうございました。
015: ABA生合成酵素ABA2を強力に阻害する新規ビフェニル型化合物
◯ 藍花 (Yuhazu Aika)1, 山田 彩加2, 藤山 敬介3, 佐藤 光羽1, 飯村 将太郎2, 松尾 世那2, 大林 悠花2, 竹内 純2,4, 大西 利幸2,4, 岡本 昌憲3, 轟 泰司2,4
(1静大院・総技研・農, 2静大・農, 3理研・CSRS, 4静大・グリーン研)
027: BIL7 による転写因子 BIL1 の機能調節を介した BR シグナル伝達促進機構の解析
○西田 快世 (Nishida Kaisei)1, 仲村 友介1, 宮地 朋子2, 山上 あゆみ1, 野澤 彰3, 澤崎 達也3, 鈴木 健裕2, 堂前 直2, 宮川 拓也4, 松井 南2, 藤岡 昭三2, 浅見 忠男4, 中野 雄司1,2
(1京大院・生命, 2理研・CSRS, 3愛媛大・PROS, 4東大院・農生科)
030: ブラシノステロイドシグナルによる葉緑体制御機構とその生理学的意義の解明
○立花 諒 (Tachibana Ryo)1, 明間 莉乃1, 山上 あゆみ1, 宮川 拓也1, 田中 亮一2, 浅見 忠男3, 中野 雄司1
(1京大院・生命, 2北大・低温研, 3東大院・農学生命)
037: ジャスモン酸類による根寄生植物の種子発芽誘導
○鈴木 泰輝 (Suzuki Taiki)1, 松浦 英幸2, 北岡 直樹2, 都築 玄武2, Marco Bürger3, 来馬 道生1, 西山 康太郎1, 瀬戸 義哉1
(1明大院・農, 2北大・農, 3ソーク研究所)
040: 植物進化に伴うジャスモン酸類の構造変化を誘導する「生合成経路シフト」
〇西里 祐宇保(Nishizato Yuho)1, 森川 真以2, 加治 拓哉1, 依田 彬義2, 経塚 淳子2, Andrea Chini3, Roberto Solano3, 上田 実1,2
(1東北大院・理, 2東北大院・生命, 3スペイン国立生物工学研究所)
085: 根浸出液応答性土壌細菌の植物生長促進作用と抗菌活性
○宮﨑 光祐(Miyazaki Kosuke)1, 本間 慧大1, 近藤 竜彦1
(1名古屋大・生命農学)
102: 植物プロゲステロン受容体候補 AmPR による環境ストレス耐性向上の分子機構の解明
○衣笠 有夏(Kinugasa Yuka)1, 山上 あゆみ1, 大坊 りら1, 上林 綾加2,3, 嶋田 勢津子2, 飯野 真由美2, 野村 崇人4, 作田 正明3, 浅見 忠男5, 横田 孝雄6, 中野 雄司1
(1京大院・生命, 2理研・CSRS, 3お茶大院・創成科学, 4宇都宮大・バイオ, 5東大院・農生科, 6帝京大・バイオ)
・優秀発表賞授与式
【企業推薦賞】
企業関係者の投票により、対象101件から下記1件を選出しました。おめでとうございました。
除虫菊におけるピレスリン内生量を増加させる植物ホルモンの探索
○井上 史朗(Inoue Shiro)1, 滝口 輝澄1, 北岡 直樹1, 松田 一彦2, 松浦 英幸1
(1北大院・農, 2近大・農)
・企業推薦賞授与式
次回、第60回大会はライトキューブ宇都宮・中ホール(栃木県宇都宮市宮みらい1−20)にて開催されます。会期は2025年11月1日(土)~11月3日(祝)の予定となっております。多くの方々のご参加を期待しております。
【241015 update】
【重要】大会当時に現金・
大会会場の都合により,開催当日に受付での現金・
大会へのご参加を予定されている方は,可能な限り25日までに「
26日以降に参加登録される方は,開催当日までに「参加登録」
研究発表記録集 (要旨集) の当日販売を致しません (参加登録者には研究発表記録集 (要旨集) PDF版を配布いたします)。
【240903 update】
9/2(月)を持ちまして、早期割引による参加登録および発表要旨の登録を締めきりました。本日9/3より通常料金での参加受付を開始いたします。なお、賛助会員の無料招待券を利用しての参加登録、冊子版要旨集の予約販売につきましては10/11が〆切となります。
【240801 update】
第59回大会の参加登録ページおよび発表者の要旨登録ページを公開いたしました。まず、参加登録ページから参加登録をお願いいたします。参加登録を終えると自動返信メールが届き、その文面の最後に要旨登録ページのアドレスが記載されています。発表をされる方は、その要旨登録ページから作成した要旨を送信してください。要旨雛形と作成要領(Wordファイル)は要旨登録ページからダウンロードできます。
発表要旨の登録と参加費等の早期割引は9月2日(月)が〆切です。奮ってご参加ください。
【240724 update】
第59回大会の概要を掲載しました。下記リンクよりPDFファイルをダウンロードしていただき、詳細な日程、会場、参加登録等の情報についてご確認下さい。参加登録、発表要旨登録の開始は8月1日(木)を予定しています。
大会概要(PDF)