menu

その他のお知らせ

HOME > その他のお知らせ >

2021年04月16日

掲載依頼者

植物化学調節学会事務局

** 日本学術会議ニュース・メール ** No.743** 2021/3/5

======================================================================
** 日本学術会議ニュース・メール ** No.743** 2021/3/5
======================================================================
1.【開催案内】共同主催国際会議 第29回人工知能知能国際会議
 市民公開講座「AIと未来社会」
2.日本学術会議協力学術研究団体 変更届提出のお願い
■--------------------------------------------------------------------
【開催案内】共同主催国際会議 第29回人工知能知能国際会議
  市民公開講座「AIと未来社会」
--------------------------------------------------------------------■
共同主催国際会議 第29回人工知能知能国際会議
 市民公開講座「AIと未来社会」

 日 時:令和3年3月25日(木)13:00~16:00
 会 場:オンライン
 参加費:無料
 参加登録:https://peatix.com/event/1838387/view
 ↑こちらから参加登録をいただいた方にオンラインセミナーのリンクをお送
りいたします。

 日本学術会議と第29回人工知能国際会議現地実行委員会が共同主催する
「第29回人工知能国際会議」が、1月7日(土)より、オンラインで開催さ
れました。(令和3年1月7日(土)~1月14日(金)[7日間])
 当国際会議では、「人工知能から社会知能へ」をメインテーマに、人工知能、
マルチエージェントシステム、機械学習等を主要題目として、研究発表と討論
が行われることとなっており、その成果は、人工知能の発展に大きく資するも
のです。また、本会議には50ヵ国・地域から約2000名の参加がありまし
た。
 また、一般市民を対象とした市民公開講座として、3月25日(木)に「AI
と未来社会」が開催されることとなっております。関係者の皆様に周知いただ
くとともに、是非、御参加いただきますようお願いいたします。

基調講演 / Keynote Talk : 13:00-14:00
 「AIによる未来の社会システム」
講師:伊藤孝行 京都大学大学院情報学研究科 
         IJCAI-PRICAI2020 現地実行委員長
アブストラクト:
 既存の人類の社会システムは、AIやインターネットがない時代に実現された
ものが多い。AIやインターネットを効果的に利用することにより、より良い社
会システムを実現することで、人類のコレクティブインテリジェンスを促進す
ることが重要課題である。本講演では、その中の研究テーマの一つとして、イ
ンターネット上で群衆の合意を形成するシステムについて紹介する。Twitter
やFacebookなどのSNSによって、インターネットで何万人、何百万人という人
たちの意見を収集できるようになっている。これらの意見をうまくまとめて、
何百万人という人たちの合意を形成できる可能性がある。
 大規模な合意を形成できれば、これまでには不可能だった、大規模な人数に
よる意思決定が可能になる。しかし、規模が非常に大きいことから、人間の手
で行うのは困難である。そこで本研究では、エージェントという人工知能プロ
グラムを用いて、大規模な人数の人たちの意見を効率的に収集し、合意を形成
するシステムを創成する。本研究により、従来では不可能だった、極めて大規
模な人数(例えば10000名以上)で、ネット上で議論し、効率的に合意を
形成することが可能になる。これにより、時間と場所と労力によって、大規模
な人数の議論を繰り返さなくても、効率的に合意を得る、もしくは、合意でき
る案をみんなで探すことができるようになる。この効果により、例えば、非生
産的な意味のない会議を激減することができ、対面方式の会議では、本来的な
生産的な議論にのみ集中することもできる。本講演では、名古屋市との共同社
会実験、およびアフガニスタンでの社会実験など最新の成果を紹介する。

招待講演/Invited Talk:14:00-15:00
 「知的合意技術/Intelligent Agreement Technologies」
講師(翻訳付きビデオ映像): Professor Reyhan Aydogan
 Department of Computer Science, Ozyegin University, Istanbul, Turkey
 Interactive Intelligence Group, Delft University of Technology,
 The Netherlands
 IJCAI-PRICAI2020におけるANAC競技会運営委員
Abstract:
 In the past few decades, there has been a growing interest in
automated negotiation, where software agents facilitate negotiation on
behalf of their users and try to reach joint agreements. It has been
studied extensively in e-commerce settings, but it can also be
addressed more generally as a paradigm for solving coordination and
cooperation problems e.g., for task allocation. In this speech, Iwill
talk about the agreement technologies briefly and the challenges
addressed by the International Automated Negotiating Agents
Competition (ANAC).

招待講演/ Invited Talk:15:00-16:00
 「AIによる成長産業の飛躍的発展にむけて」
講師:松尾徳朗 産業技術大学院大学教授
         IJCAI-PRICAI2020 現地実行委員
アブストラクト:
 インダストリー4.0に深く関わっているIT技術を見るまでもなく、物理世界
とサイバー世界の隔たりは、AIやIoTの基盤技術とビッグデータの解析技術の
発展により、次第に埋まってきている。本講演の前半では、サイバーフィジカ
ル環境に基づいたコンベンションについて紹介する。従来のコンベンションは
、現実の世界における討論が主流であるが、オンライン討論と現実の討論を融
合することにより、参加者にとってこれまでにない格段に高い効用が得られる
ことが明らかとなった。後半では、コンベンションにおいてセンサー技術を活
用した来場者支援を紹介する。来場者の行動や振る舞いに関するデータを得る
ことにより、コンベンション主催者はリアルタイムにマーケティングが可能と
なる。また、コンベンション施設に設置されたサイネージに、来場者ごとにパ
ーソナライズドされた情報を表示することにより、来場者に対する気の利いた
サービスを提供することができる。以上に関連して、本講演の最後に、今後、
成長産業を加速的に発展させることができるAIやIoT技術活用のいくつかのヒ
ントを提示する。

※内容等の詳細は以下のホームページをご参照ください。
 ○国際会議公式ホームページ(https://ijcai20.org
 ○市民公開講座(https://sites.google.com/view/shiminkoza/

【問合せ先】京都大学大学院情報学研究科 伊藤孝行研究室
(Tel:075-753-4820、Mail:contact*agent.soc.i.kyoto-u.ac.jp)
※ アドレス中、*を@に変更してお送りください。
■--------------------------------------------------------------------
 日本学術会議協力学術研究団体 変更届提出のお願い
--------------------------------------------------------------------■
日本学術会議 協力学術研究団体 御中

 平素より日本学術会議の活動にご協力いただき、ありがとうございます。

 日本学術会議協力学術研究団体規程により、団体の届出内容(代表者、事務局
所在地、連絡先、URL等)に変更が生じた場合には、速やかに文書(変更届)
を郵送いただくこととなっております。

 様式は以下URLからダウンロードできますので、届出内容に変更が生じた団体
におかれましてはご対応いただきますようお願いいたします。
 URL: http://www.scj.go.jp/ja/group/dantai/index.html

 現在の届出内容を確認されたい場合は、以下の問い合わせメールアドレスまで
ご連絡ください。PDFにてお送りします。

 なお、学会名鑑とは協力体制にありますが、登録内容等が異なっております。
学会名鑑を更新しただけでは、変更届の提出とはなりませんのでご注意ください。

【問い合わせ先】
 日本学術会議事務局 協力学術研究団体担当
 scj.kyoryoku-dantai.t5k*cao.go.jp(*を@に変更)
★-------------------------------------------------------------------☆
 日本学術会議では、Twitterを用いて情報を発信しております。
          アカウントは、@scj_info です。
        日本学術会議広報のTwitterのページはこちらから
            http://twitter.com/scj_info
***********************************************************************
       学術情報誌『学術の動向』最新号はこちらから
           http://jssf86.org/works1.html
***********************************************************************
=======================================================================
 日本学術会議ニュースメールは転載は自由ですので、関係団体の学術誌等へ
の転載や関係団体の構成員への転送等をしていただき、より多くの方にお読み
いただけるようにお取り計らいください。
 過去のメールニュースは、日本学術会議ホームページに掲載しております。
http://www.scj.go.jp/ja/other/news/index.html

【本メールに関するお問い合わせ】
 本メールは、配信専用のアドレスで配信されており返信できません。
 本メールに関するお問い合わせは、下記のURLに連絡先の記載がありますの
で、そちらからお願いいたします。
=======================================================================
 発行:日本学術会議事務局 http://www.scj.go.jp/
     〒106-8555 東京都港区六本木7-22-34六本木7-22-34