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その他のお知らせ

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2018年03月22日

掲載依頼者
農林水産省農林水産技術会議事務局 筑波産学連携支援センター コーディネーション推進課
木暮 恵

第210回農林交流センターワークショップ「栽培試験における気温の観測技法と利用」受講者募集について

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第210回農林交流センターワークショップ
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■栽培試験における気温の観測技法と利用
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日  時:平成30年6月6日(水)~6月8日(金)
開催場所:1.農林水産省農林水産技術会議事務局 筑波産学連携支援センター
       筑波農林研究交流センター第1セミナー室および研修実験室
       情報共同通信利用館(電農館)3階セミナー室
     2.農業・食品産業技術総合研究機構農業環境変動研究センター(圃場)
      (1・2:茨城県つくば市観音台2-1-9)

主  催:農林水産省農林水産技術会議事務局 筑波産学連携支援センター
     国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 農業環境変動研究センター

対  象:産学官の試験研究機関の研究者、農業関連の技術者
    (農業を対象とした課題に取り組む他分野の研究者や技術者を含みます)
募集人数:8名

参 加 費:強制通風筒の材料代および温湿度データロガーの実費として56,160円(税込)を
      ご負担いただきます。

そ の 他:全日程に参加することとし、代理の方の参加は認めていません。

【内容】
近年、農業の現場では夏期の異常⾼温などにより⽣じる農作物の⽣育障害への対応を迫られており、また
スマート農業を推進する上でも、気温を精度よく把握することの必要性が増しています。しかし、不適切な
⽅法で観測・収集された気温データを説明変数として栽培データの解析を⾏えば、得られる結果の汎⽤性が
失われたり、誤った解釈を導いたりしかねません。そこで本ワークショップは、気象を専⾨としない農業
関連の研究者や技術者の⽅を対象として、作物が栽培される環境において気温を精度よく観測して利⽤する
ために必要な⼀連の知識と技法を基礎から総合的に習得できる機会を提供します。
圃場や温室のように強い⽇射にさらされる環境において気温を精度よく観測するには、⽇射熱がセンサーに
及ぼす影響を遮るために強制通⾵式の放射除けの使⽤が必須です。そこで、参加者は旧農環研*が開発した
安価で⾃作可能な強制通⾵筒「NIAES-09S(改)」をそれぞれ製作します。続いて、それらを圃場やパイプ
ハウス内に設置して気温と湿度の観測を⾏い、観測条件の違いによって得られる値にどのような変化が⽣じ
るのかを確認しながら、より正確な観測値を得るための観測技法を実地に習得します。
なお、本ワークショップで製作した強制通⾵筒は持ち帰れますので、現場ですぐに役⽴てていただく事が
できます。
また、気温観測の理論、気象データのまとめ⽅、植物体温と気温との違い、⾯的な気象分布を推定した
メッシュ気象値の概要と注意点、農耕地で観測される気温とAMeDAS のそれとの違いなどを、それぞれ
講義や実習を通じて習得していただきます。
*:旧国⽴研究開発法⼈ 農業環境技術研究所は、法⼈統合により平成28 年4⽉1⽇から国⽴研究開発法⼈
農業・⾷品産業技術総合研究機構となりました。

# 詳しくはホームページ
http://www.affrc.maff.go.jp/tsukuba/top/event/workshop/ws_2018/210ws.html
をご覧下さい。

************** ワークショップ申込み方法 ****************
下記により、4月19日(木)23:59までにお申し込み下さい(必着) 。

◆農林水産省関係の国立研究開発法人等に所属の方◆
 筑波産学連携支援センターのホームページから申込様式をダウンロードし、
 所属機関の窓口を通じてお申し込みください。

◆上記以外の方(大学関係、公立研究機関、民間企業等の方)◆
 ▽お申込フォーム
  https://pursue.dc.affrc.go.jp/form/fm/tbh/210niaes
  にてお申し込みください。

尚、申込書に記載の個人情報は本ワークショップに係る事 以外に使用しない旨を申し添えます。